リョナ2板、画ぞるケモリョナスレ以外への転載はおやめください。




いきものコレクターによる執拗な追跡によりとうとう捕獲されてしまったルギアさん。コレクターのおうちで色々な恥ずかしいポーズをとられたりして検分されたのですが、
追跡の過程におけるバトルの連続であまりに傷だらけのズタボロ状態になってしまったもので、汚いものが大嫌いなコレクターさんはルギアさんを破棄処分することに。
ただポイ捨てした後で、別のコレクターに捕まえられてコレクションに加えられるのも癪なので、結果こうすることにしてしまいました。
「はぁ……カハァ……ウグッ……!ガアァ…………く、くそっ、こんなところで、あいつのなすがままにされるわけには……いかない……!いかせるものか……!」
まだ伝説ないきものとしてのプライドが残るルギアさんに、ウィーンと超巨大UFOキャッチャーが迫ります。
「な、なんだ……今度は何をしようと……クソッ、そんなもので私が思い通りになるとは……ぐっ、ぐああっ……か、体が上手く、動かせない……!」
這って逃げようとするルギアさんを、いともたやすく捉える巨大なアーム。キャッチャーの先端には、鋭く尖った鉄の爪が。
鉄の爪はルギアさんの腹に狙いを定め、ルギアさんを掴みますた。
「グアアアッ!こ、こんなもので、わたしは……ガアアッ!グアッ!!!つ、爪が……ギャアアアア!!」
ギリギリチュイーンと音を立て唸り声をあげるアーム。ルギアさんを掴みあげた鉄の爪は、とうとう体に食い込んでブチブチイィ!と皮膚を切り裂いてしまいます。
「ガアアッ!!!ギアアアアッ!!!苦しいッ!痛いッ!やめろっ!やめてくれっ!ガアアアア!!!」
アームは動きを止めません。ぺたりと力をなくし、大の字に伸びていたルギアさんの体は、アームの力でとうとうおなかを頂点にして反りあがり、
アームの圧力によっておなかは今にもはりさけてしまいそうです。
「カハアッ!アガアッ!アッ!カハッ!!グアッ!!く、苦しいっ!息ができないっ!助けて……くれ……!
 痛……いッ!やめ……ろっ!ガアッ!ガハッ!ゴホッ!ゲアッ!!!」
ブジュウウウ!グジュウウウ!!!となおも体内を突き進むアームによって、ルギアさんはとうとう吐血。刺し傷から吹き出す血もとめどなく、
頬やルギアさんの体中を赤黒く汚していきます。
「ゲホッ!!!ガハアッ!!!!ガッ!!!!イたイ……イたい……!!!!タ……タすケ……クルジ……タスけ……ガハハアアッ!!
 ガアアッ!ガギッ!!!ギャアアアアア!!!ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
苦しみで手足を震わせ、首を反らせ、吐血のはざまに叫び声をあげ続けるルギアさん。
それが彼にできた、最後のコレクターさんへの抵抗だったのでした。